子連れに大人気の星野リゾートやJTBでも取り組まれている旅育!
残念ながら、ただ旅行に行けば旅育になるというものではないのです・・・
《旅育》って何?
実は《旅育》という言葉を使わずしても、私たちは学生時代に実践しているのです。
それが修学旅行!
修学旅行的な旅の方法を、幼児さんや小学生の低年齢でも行っていくことで、子どもの成長を促せるのです。
学習面でも役立つような知識を身につけることはもちろん、計画性、判断力、コミュニケーション力、そして海外旅行であれば子どもの世界観をかなり広げられることでしょう。
我が家で意識的に行っている旅育は、①旅行前、②旅行中、③旅行後の3ステップ♪
旅育の方法①〜旅行前〜
*旅の行き先決め
旅行の行き先を決めるところから、子どもを交えた家族会議で決めるようにしています。
先日も、長男より「そろそろ海外に行きたいな」とリクエストがあったので、一緒に地球儀を回して話し合ったり、インターネットで検索したりして、3歳の次男も負担なく楽しめる場所を探しました。
幼児さんの場合は、2〜3ヶ所の行き先の写真を並べて、選んでもらうのが良いと思います。
*プランニング
行き先が決まったら、プランニングを♪
それも同様に、親が勝手に決めてしまうのではなく、ガイドブックや写真等を見せて子どもを含めて相談し、大まかに決めていくようにします。(子連れ旅で予定の詰め込みすぎは厳禁!大人も子どもも無駄に疲れてしまうので、かなり余裕を持ったプランニングが必要です。)
プランニングの際に親が心がけるのは、‟その土地ならではの観光や体験”を取り入れられるようにさりげなく誘導すること!
例えば、沖縄に旅行することに決めた場合、ホテルのプール・海で遊ぶだけではなく、首里城を見学したり、琉球ガラス体験やさとうきびの収穫体験など、沖縄でないとできないことをプランに入れていくようにします。
国内であれば、行き先としてぜひ取り入れて欲しいのが道の駅!
道の駅は、その土地の特産品が一目瞭然ですから、子どもに特産品を簡単に印象付けられる最高の場所なのです。
そして、プランニングの際は、簡単でも旅のしおりを作成するのも忘れずに!
旅育の方法②〜旅行中〜
*ガイドさんを任せる
旅のしおりを常に持ち歩くようにして、子どもに家族のガイドさん的な役割を任せましょう。
次にやることを把握してもらえることで、スムーズに計画通り行動できるメリットもあります。
時間管理や地図を見てもらうのもおすすめです。
*感じた事は絵日記に
旅行中に感じたことは、その日のうちにメモや絵日記に残しておきます。
子どもはどうしても記憶が最新のものに更新されてしまいがちで、旅行後に「何が楽しかった?」と聞くと、最終日の一番楽しかったことを答えがちです…
ですので、毎日ホテルのお部屋でその日の思い出を書く時間を作れると記憶に残りやすくなりますよ。
旅育の方法③〜旅行後〜
*旅行の復習
とても重要なのは復習をすること!
旅行をただ単に、「あ~楽しかった!」で終わりにしてはもったいない。
復習の方法としては、
①写真・動画の鑑賞会
旅行中に写真や動画をたくさん撮っていると思いますので、それをPCやテレビなどの大画面で映して家族全員であれこれ語り合う機会を作ると楽しいです。
②ガイドブックの見直し
ガイドブックは計画段階で使うことがメインと思っている方も多いと思いますが、旅行から帰ってきてから読み込むと理解しやすくなり、記憶に残るようになります。
地図を見て旅程を復習したり、旅行中に食べれた特産品や行った場所、行けなかったけど次に行ってみたい場所をチェックします。
③思い出を形に残す
絵日記や作文などで、旅行の思い出をアウトプット。
子どもと一緒に写真アルバムを作ったり、コラージュしてフォトフレームに飾るのも良いですね。
小学生の子であれば、短いまとめ動画を作成するのもかなり良い経験になるかと思います。
(番外編)中学受験に効果あるってホント?
遺跡やお城、山脈や川、特産品などを実際に見に行くことで、ただ教科書を記憶しただけでなく、真の意味で定着した知識となりますし、何より子ども自身が興味を持てるということはとても重要な効果です。
中学受験と言わず、その後の人生のためにも幼い頃から知識と体験を繋ぐ旅はかなり有意義だと思います。
まとめ
たった一つの旅行においても、3ステップで子どもに関わってもらうことで様々な体験を促せます。
ようやく少しずつ旅行に行きやすい世の中になってきたところですので、せっかく行くのなら旅の価値を最大限に活かして旅育に努めていけるといいなと思います♡
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